重圧の先の自由

冬季オリンピック平野歩夢選手に、心を打たれた 彼を見ていると、私は何をやってんだろ、って思い、彼を思うと本当に泣きそうになる。 何がって、言葉にならない。 彼の言葉から滲み出る今までの頑張りが、とてつもないことを物語っている。 昨年春にお付き…

恋から先へ

恋しい、と思った日々が懐かしい。 懐かしい、というほど時間も経ってはいないのだけども。 一緒にいる時間が長いと、随分と時間が経った気がする。 恋は楽しいけど、疲れる。 自分の時間も制約される。 一緒にいると楽しいから、他のことが後回しになる。 …

ころもかたしきひとりかもねむ

こころの蟠りは少しずつ解れて いつしか瘡蓋ができて、 なんだか あたたかい気持ちになって、 恋をした。 その先は でも やっぱり色々悩んで 諦めようかと思いながら、そんなこんなでミラーレスカメラを買った。 3月末、休みにふと思いたって 奈良は吉野の桜…

区切り

もう、間もなく、年末。 そして、春が来る。 色々な節目が一年の中にあるけど、 どこでどう区切ろうか。 そんな風に考えているうちは、きっとまだ始まらない。 ただ、新しい年になることは確かなことで、 だけど、長い人生、そう長くもないかもしれない人生…

ハッピーエンド

東京ラブストーリーの リメイクが発信されているけど あれって、ハッピーエンドじゃないらしい ね。 流行ってたけど、流行ってた時代の人だけど まともに観たことがない。 何気ない映画を観た、ら プレビューも好評で うん。 ハッピーエンドって いいね。

記憶

父の夢を見た。 亡くなって以来、はじめてみた。 父は正装をしに行く途中で、 私は父の正装が早く見たくて、 後を追いかけて行って、 店の前で追いつく。 父は店に入って行った。 笑っていた気がする。 そんなに急かすな、と言いたげに。 昨日の朝だから、丸…

呆気なく

願掛けは終了した。 誘惑に勝てず。 でも。 私の中の何かは変わりつつある。 数年どころではない、悪しき習慣から抜け出せる気がする。

願掛け

しばらくお酒を抜くことにした。 否、正確には行きつけのバーにはしばらく行かないことにした。 二号店の店長さんに、宣言をして、店長によろしく伝えて、と伝言をしたのが、月頭。 年末年始、飲みに行く予定にしていたけど。 年越しイベントに参加してみよ…

人熱

ぼんやりと どこかに行きたい と感じる頃は、大概が人熱 モコっとした 森 何もない湿原 吐き気がするほど、目眩を憶える 星空 獣としての人、私という人間 向き合う時間、なんていう、 畏まったものではなく ただ感じる場面に、この身を投じる。 そうして[…

いつかの別れの夢を見た。 まだ見ぬ伴侶の夢を見た。 昔に描いた夢ははるかに遠く、 今は何を夢と呼べるのか。 彷徨うように、夢を見たことを 細々と続けては、倒れそうにもなる。 諦めそうになるけれど、続けていれば どこかにはたどり着くかもしれない、 …

父、逝く。 初七日を終え、 何処に逝ったのか。 穏やかな表情だった。 笑っていた。 娘として、喪主として、見送り、 焼いた。 骨の傍らに付き添い、 皆の元へ行き、拾った。 命は、何処から来て、何処に行くのか。 打ち寄せる波に尋ねても 答えはない。

夏の匂い

昨日雨が降り 今日はまだ空がどんよりしていた。 夏の匂いがした。 懐かしい匂い。 春には春の匂いがあり、 春の雨の匂いがあり、 梅雨には梅雨の匂い、 秋には秋の匂い、 秋の雨の匂い、 冬には冬の匂い、 雪の匂い、 冬の雨の匂い、 季節の風の匂い、 曇り…

時間

時間の流れが 変わる 時が ある。 例えば、トリップ、 例えば、ジャーニー 例えば、バカンス 例えば、トラベル 大切なのは その時、ではなく、その時間が終わったあと。 心を ほぐして、 或いは、解されたり、緩んだり、 柔らかな感じ、とか、リラックスした…

風が強く吹いている。 風が止んだら、きっと雨。 天気予報を見ると、明日は、やはり雨。 星は見えない。 父は顔色も良くて、安心した。 私は、まだまだ、迷走中。 幼い頃の同級生の子供は、中学生で、彼にそっくりだった。 毎日、見た海。 街の人は海がなく…

御朱印

元号がかわり、いや、 天皇がかわり、元号がかわった。 日々の生活は何も変わらない。 平成が終わる少し前に、西国三十三箇所を巡り、 御朱印と、掛け軸、御詠歌を頂いた。 納経は三十三枚にはまだ至らず。 人だから、字にも個性はある。 田舎のお寺の住職さ…

何も無い。

助言をくれる 観念 は いない par爺さんは 瓶に張り付いたまま ジョニーウォーカーは ステッキを持って 歩く格好のまま 帆船も 動いたりはしない この世界は この世界のまま でも。 思う。 私は私の思考と、会話する。 空には半月 北斗七星 何もない カトレ…

呪縛

私の場合。 自炊をすると太る。 いやいや。 自炊は間違いじゃない。 食べ方の問題ではあるのだが、 ついつい食べ過ぎるのが、自炊。 ところが。 助言を頂いたことにより、痩せる方へ転じつつある。 食べ方と、カロリーと、栄養素の均衡、が肝。 賛否ある玄米…

淡きひかりたつ

太陽は出ていても 何度も雨が降り 窓を叩き 止んでも 冷たい風が吹きさらしている。 窓を開けたら 潮の香り と ウミネコの声 トンビの笛が聴こえる 春にしては寒い、ようにも思うが 昔はこんなものだった気もする。 浜はどんどん痩せていく。 大火にあった椎…

春分

彼岸に 姉は帰省した。 彼岸花も咲いているのだろうか。 若芽の季節。 母は手伝いに勤しむ。 怒涛の一週間を終えて 掃除機をかけて 菜の花を和え ゴーヤを漬けた。 日々を暮らす。 まだ、できていないことは沢山あるけど、 整い出したこともある。 自分を褒…

化粧直し

久しぶりに、酔っ払いだ。 呑みはしていたが、こんなに酔っ払いなのは久しぶり。 ブログを更新しようと思いながら、できずにいた。 訪れているのはランダムな人たちなのか、 固定された人なのか、知る由もないが。 基本的な生活を見直し、 古びた過去を、押…

友達

人付き合いが苦手な私は 何をもって「友達」というのか、 わからない。 付き合いが、面倒になることが、 多い。 聞いて欲しくないこともある。 黙って、そばにいてほしいときもある。 私が信頼できる友達は、 隠れ家であるBAR、 あの店長がいる、BAR と、 お…

やるべきこと。

やるべきこと。 為すべきこと。 もう、動き出す。 春、です。 為せば成る。 父へ。

父へ

とめの婆様 大工の叔父さん そのだの叔父さん 仁祖父様 澤枝さまの相方 母の父様 仁の姉様 正江婆様 母の母様 数えたら身内でも沢山見送ってきた。 もう少ししか、いないと知らされて、 やっぱり、一番、堪える。 あなたの娘でよかった、と思って、 伝えたい…

もう節分。

あと、数日で節分。 運気の変わり目。 父の余命、幾許もないことを知らされた。 せめて、一年は生きていてほしい。 親不孝なりに、思うことはありすぎて、 やっぱり、目頭が熱くなる。 春節も、節分に近い。

自触媒反応

「美しいと汚いは、別々にあるんじゃあない。 美しいものは、 汚いものがあるから 美しいと呼ばれるんだ。 善悪だってそうさ 善は、 悪があるから、 善と呼ばれるんだ。 悪のおかげで 善があるってわけさ。 同じように、 ものが「在る」のも、 「無い」があ…

新月

新月が近い 人との人隔たりが 解け始めた 8番目のカード 立場の違いではない 距離は 案外 近い 節制が示し 力 はきっと 安定 名前 と 少しの会話 少しの技術から みえるもの。 出会いに感謝。

言葉 か 姿 か

文字のやりとりで 芽生えた愛情がある その人は 芯があったけれど、少し違っていた。 でも、文字と言葉は、その人を現していた。 だから、愛情が、芽生えた。 長くは続かなかったけれど。 姿と声だけで 芽生えた愛情もある 言葉を 交わさずして。 立ち居振る…

君の名は

あなたのお名前を教えてください。 久しく 感じなかった。 誰かの名前を知りたい、と こんな風に。 遅くなった仕事帰り。 彼は 早仕舞い 後ろ姿を追うことができなくて 急に切なくなった。

500円玉

握りしめたまま でも、 居てくれて 良かった 月を眺めながら 手元を時々見て。 渡せぬまま 。

悪魔 <devil >

もう 居なくなったのだろうか 数日前 スーツケースと ギターケースを背に いつもの場所で 何かを 待っているように 見えた 新たな場所に 行くための お別れにも 見えた いつも 素敵な歌声 声をかけられなかった だから 気のせいで あってほしい。 はじめて …