風が強く吹いている。

風が止んだら、きっと雨。

天気予報を見ると、明日は、やはり雨。

 

星は見えない。

 

父は顔色も良くて、安心した。

 

私は、まだまだ、迷走中。

 

幼い頃の同級生の子供は、中学生で、彼にそっくりだった。

 

毎日、見た海。

 

街の人は海がなくてどうやって生活しているのか不思議に思っていた。

 

 

風の音が怖くて眠れない時もあった。

 

海の唸りが恐しくて眠れない時もあった。

 

だけど。いつまでも続かない。

 

風向きは常に変わる。

 

潮は常に流れている。

 

私も。

 

私の周りも。