2018-01-01から1年間の記事一覧

自触媒反応

「美しいと汚いは、別々にあるんじゃあない。 美しいものは、 汚いものがあるから 美しいと呼ばれるんだ。 善悪だってそうさ 善は、 悪があるから、 善と呼ばれるんだ。 悪のおかげで 善があるってわけさ。 同じように、 ものが「在る」のも、 「無い」があ…

新月

新月が近い 人との人隔たりが 解け始めた 8番目のカード 立場の違いではない 距離は 案外 近い 節制が示し 力 はきっと 安定 名前 と 少しの会話 少しの技術から みえるもの。 出会いに感謝。

言葉 か 姿 か

文字のやりとりで 芽生えた愛情がある その人は 芯があったけれど、少し違っていた。 でも、文字と言葉は、その人を現していた。 だから、愛情が、芽生えた。 長くは続かなかったけれど。 姿と声だけで 芽生えた愛情もある 言葉を 交わさずして。 立ち居振る…

君の名は

あなたのお名前を教えてください。 久しく 感じなかった。 誰かの名前を知りたい、と こんな風に。 遅くなった仕事帰り。 彼は 早仕舞い 後ろ姿を追うことができなくて 急に切なくなった。

500円玉

握りしめたまま でも、 居てくれて 良かった 月を眺めながら 手元を時々見て。 渡せぬまま 。

悪魔 <devil >

もう 居なくなったのだろうか 数日前 スーツケースと ギターケースを背に いつもの場所で 何かを 待っているように 見えた 新たな場所に 行くための お別れにも 見えた いつも 素敵な歌声 声をかけられなかった だから 気のせいで あってほしい。 はじめて …

人熱れ

つかれる。 理解してほしい なんてワガママは言わないけど 何を考えているのかは伝えてほしい。 駒の進まない双六 理解しようとしてしまうから不毛だと感じる 恋愛感情の前に サイコロを投げ付けて立ち去る 少しはすっきりする。 男はみな、餓鬼だ。 駆け引…

引き寄せ

夕暮れ時 ぼんやりあるくカンカンカンカン…踏み切り 吸い込まれる 音ああ こうして 潜ってしまうんだ。誰かの ギターと 歌声洋楽に乗せて 足踏む 初老の女性身体を揺らす 幼い少女笑顔で。初老の女性が 橋を渡りきるまで私は見送った。ゆっくりした、ぎこち…

ベンチ

わたしは やっぱり ひとときの 休息のための ベンチ にしか なれないのかも しれない

こわいもの。

こわいもの、 おばけ。 肉食獣。 火事。 地震。 台風。 海。 人間。 感情。 憎悪。 嫉妬。 渦 捲く それでも 誰かを求め 愛したい それでも すべてを憎めず この世に生を受けたことに 感謝せずにいられない。 誰かが、 ここに来ている。 こっそり、あしあと…

加護

障壁なんて 幻 だとも言い切れないけれども。 そうであってほしいと 願う。 自分にとって とっても 大切 な こと。 とっても 大切 な 思い。 理解されない と 思い込んでる のは 案外 自分だけ だったり して。 誰かが びっくりする ほど あっさり 認めてく…

難が有る

人には言えないことをしている。 何かって聞かれても、言えないことだから、 言えないけれども・・・。 その中でも、優しさがある。 温もりがある。 見えないものに引き寄せられて、 ご縁とは、日頃の行いなのだと、つくづく感じる。 日頃の行いが、良い、と…

纏うもの

今、髪型はボブである。 前髪は極端に短い。 普段はパンツにシャツとかブラウス。 化粧気はない。 眼鏡をかけている。 ごく普通。 真面目そう、とか。 綺麗には見えない。 今日、お気に入りのワンピースを着た。 すっぴんで、眼鏡をかけた。 ただそれだけ。 …

脚は二本。

人の脚は二本。 机の脚は四本。 人は手を使うようになったから、脚は二本。 歩くために必要だから、脚は二本いる。 立つなら一本でも立たなくはない。 なんにしても、一本脚じゃバランスが悪いのだ。 両立が難しい、なんて感じてしまうけど。 実はきっと違う…

数打ちゃ当たる。

なんだって 当たって砕けろ。 数打ちゃ 当たる。 そうさ。 選択肢は多い方がいい。 より良い条件、状況。 選ばれる側であるけれど、 選ぶ側でもある、という意識が、 可能性を広げることになる。 萎縮しちゃ駄目だよ。 落ち込んだときこそ、動かなきゃ。

リセット

人生に リセットボタンなんかない。 リセットするのは 自分の思考と感情。 失ったことを嘆くより 手にする喜びを味わいたいから。 また、歩き始める。 自分の価値観や、積み上げてきたもの、 見直して、今度こそ、揺るがないものを、築き上げる。 きっと大丈…