人熱

ぼんやりと

 

どこかに行きたい

 

と感じる頃は、大概が人熱

 

モコっとした 森 

何もない湿原

吐き気がするほど、目眩を憶える 星空

 

獣としての人、私という人間

 

向き合う時間、なんていう、

畏まったものではなく

ただ感じる場面に、この身を投じる。

 

そうして[ヒト]としての自分を認識し、

再構築する。

 

念に惑わされると、浄化が必要。

 

ヒトの中では、穢れが溜まるばかり。